日本の巨樹 ランキング TOP12

環境庁が平成元年に行った第4回自然環境保全基礎調査、巨樹・巨木林調査(別名、緑の国勢調査)を参考に、上位の12本を紹介いたします。 樹名をクリックしてください。

順位

独特の呼称

幹周(m)

樹種

所在地

保護指定

蒲生の大クス 24.22m クスノキ 鹿児島県蒲生町 国天(特別)

2

阿豆佐和気神社の大クス 23.90m クスノキ 静岡県熱海市  国天

3

本庄の大クス 21.00m クスノキ 福岡県築城町 国天

3

川古の大クス 21.00m クスノキ 佐賀県武雄市 国天

3

奥十曽のエドヒガン 21.00m エドヒガン 鹿児島県大口市 保安林

6

衣掛の森 20.00m クスノキ 福岡県宇美町 国天

6

武雄の大クス 20.00m クスノキ 佐賀県武雄市 市天

8

柞原八幡宮の大クス 18.50m クスノキ 大分県大分市 国天

9

隠家の森 18.00m クスノキ 福岡県朝倉町 国天
10 志布志の大クス      17.10m クスノキ 鹿児島県志布志町 国天
10 大谷のクス 17.10m クスノキ 高知県須崎市 国天
12 縄文杉 16.10m スギ 鹿児島県上屋久町 国天(特別)

巨樹・巨木林調査、その計測方法とは?

巨樹巨木林調査では、地上1.3m地点の幹まわりが3mを越えるものを調査対象としました。
株立ちのものは主幹の太さを、斜面にあるものは高い地面より1.3m上の幹を輪切りにするように、また、異常な瘤などは省いて計測する取り決めがなされました。
木の大きさを表すのに様々な基準があると思いますが、巨樹・巨木という定義となると、あくまでも幹周が基準であり、樹高や樹齢は巨樹の定義としては対象にされておりません。
イチイや、ツバキ、ツゲなどは樹齢数百年のものでも幹周は2〜3m程度であり、これらは巨樹の定義に当てはめるより、名木、古木としてとらえる方がより賢明であると考えられます。